曲目解説のラストを飾りますのは、一休禅師の化物供養物語《変化嘆詠》です。
曲目解説 【変化嘆詠1】 清水敬一先生渾身の選曲!2月25日(日)の松原混声合唱団第23回演奏会にて三善晃の合唱曲の中でも演奏機会が極めて少ない「変化嘆詠」を演奏します!!1975年に東京混声合唱団によって初演。混声合唱に十七絃、鼓、尺八、打楽器が加わる特殊な編成の作品です。
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月19日
曲目解説 【変化嘆詠2】 テキストは「一休諸国物語図絵」より編まれたものでいわゆる「一休さん」のお話しの一つです。一休さんがある村を訪れた際、夜になると現れる化け物を何とか退治してほしいと村人から懇願されます。
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月19日
曲目解説 【変化嘆詠3】 化け物が出ると言われる寺に泊まると、その夜、確かに3つの化け物(馬の骸骨、三本足の鶏、池の鯉の化身)が出てきて踊り狂います。一休はそれぞれの嘆きを聞き、回向(成仏を願って仏事供養をする)する、というお話です。
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月19日
曲目解説 【変化嘆詠4】 譜面は精緻を極め複雑な要素が絡み合うためかなり難解な部分もありますが、話が「回向」というところに最終的に行き着くためか、(続く)
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月23日
曲目解説 【変化嘆詠5】 (承前)どことなく無念や諦念、悲しみといった空を彷徨う音が随所に漂っています。合唱に楽器が加わることでまるで情景が浮かぶような奥行きのある音響が立ち上がります。
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月23日
曲目解説 【変化嘆詠6】 当団では2016年4月に鈴木輝昭先生らが主宰する《Point de vue》の第10回演奏会にてこの曲を演奏する貴重な機会を得られました。
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月23日
曲目解説 【変化嘆詠7】 「当団演奏会でもぜひ演奏したい!」という常任指揮者清水敬一の熱い思いが結実し、《Point de vue》での演奏時と同じ楽器奏者にて再演することとなりました。
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月23日
曲目解説 【変化嘆詠8】 場所は屈指の音響を誇る東京オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアル。どうぞご期待ください!!
— 松原混声合唱団 (@matubara_chorus) 2018年1月23日