2020年度合唱組曲作品公募
第31回朝日作曲賞

昨日12月15日に、全日本合唱連盟と朝日新聞社が主催する、朝日作曲賞の受賞作が発表されました。

松原混声は、前日におこなわれた第2次審査で演奏を担当いたしました。
(指揮:清水敬一、ピアノ:小田裕之)


一般社団法人 全日本合唱連盟
2020年度合唱組曲作品公募 朝日作曲賞 審査結果

https://www.jcanet.or.jp/Public/asahisyo/asahisyo-2020kekka.htm

朝日新聞デジタル
朝日作曲賞に根岸宏輔さん22年度の合唱コン課題曲に

https://www.asahi.com/articles/ASNDH6DKWNDHULPI002.html

 
今年の受賞作は、根岸 宏輔(ねぎし こうすけ)さんが作曲された、
混声合唱とピアノのための組曲《遠望》(作詩:高橋 元吉)でした。
おめでとうございます\(^o^)/

朝日作曲賞では、受賞作品(組曲)の中から1曲が、翌年の全日本合唱コンクールの課題曲となります。《遠望》からは第4曲「智慧(ちえ)の湖」が課題曲となることが決まっていますが、今年2020年のコンクールが中止になってしまったために、来年の課題曲には2019年の受賞作が持ち越されることになっています。そのため「智慧の湖」は2022年の課題曲となるそうです。

松原混声は、東京都のコンクールでは運営を担当していますので、演奏審査で歌った朝日作曲賞の曲を選んだ合唱団があると、運営の仕事をしながら交替で聴きに行ったり、廊下のスピーカーに耳を澄ませたりしています。その誕生に自分たちが関わった曲がどんなふうに演奏されるのかは、やっぱり気になってしまうものです(笑) 「智慧の湖」とは少し先の再会となってしまいますが、多くの合唱団に選ばれると良いなと思います。

また、佳作には、屋嘉比 芝光(やかひ しばみつ)さんの、男声合唱とピアノのための組曲《わたしの生きざま》(作詩:山之口 貘)が選ばれました。こちらは一足早く、第1曲「求婚の広告」が、2021年4月発行のハーモニーNo.196に掲載されます。男声合唱団のみなさん楽しみにしていてください(^_^)

なお、根岸宏輔さんは、日本大学芸術学部音楽学科作曲コースの4年生で、朝日作曲賞受賞に先立つ12月4日に、日本現代音楽協会の第37回現音作曲新人賞と聴衆賞も受賞されています。すごい!


日本大学芸術学部作曲理論コース公式サイト

https://www.sakuri.info/

特定非営利活動法人 日本現代音楽協会
第37回現音作曲新人賞に根岸宏輔さん                

http://www.jscm.net/?p=6407