Instagramで公開した、練習責任者による演奏曲紹介です。
ブラームス 作曲 / パウル・スペラトゥス、詩篇 51:12-14
2つのモテット Op. 29
1860年(ブラームス27歳)に作曲された初期の作品。バッハをはじめとする古典から学んだ手法を、若きブラームスは見事に昇華させています。フーガ、カノンなどを巧みに用い、神への賛美を歌います。美しい響きがホールに満たされることでしょう。
信長貴富 作曲 / 木島始 作詩
混声合唱とピアノのための《初心のうた》
2003年に混声四部版を発表。木島始の言葉と信長貴富の音楽が共振し出来上がったこの作品は、発表後20年近く経った今でも多くの合唱団で演奏されています。昨今の世界情勢にあって、この曲を歌うことの意味を考え、大切にしたいと思います。
ストラヴィンスキー 作曲 / ショスタコーヴィチ 編曲 / 詩篇 38:13-14, 39:2-4, 150
《詩篇交響曲》
旧約聖書の詩篇をテキストとした作品。硬質な響きが曲全体を支配します。もともとは管弦楽と合唱のための作品ですが、今回はショスタコーヴィチが管弦楽を1台4手のピアノ連弾に編曲したものを使用。ピアノ・パリ・プラハのお二人による連弾も必聴です!
間宮芳生 作曲
合唱のためのコンポジション第 5番《鳥獣戯画》
有名な「鳥獣戯画」の第1巻を素材とした作品。間宮芳生の音楽は絵巻のイメージを越え、その時代に生きる人々の声をも想像されます。コントラバス、打楽器、テノールのソロと合唱の絡み合いが絶妙で、音響を十分楽しめるはずです、聞き逃しの無いように!
新実徳英 作曲 / 角田英一、和合亮一 作詩
混声合唱とピアノのための3つのうた《空のふもと 風の中》
別々の機会に作曲された3曲の曲集。新実先生は「大地に足を踏みしめ、風を聴き、故郷を想う。」と語ります。なかなか先の見えない世の中ですが、希望を持って生きてゆきたい、と願いを込めて歌います。
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