清水 敬一 (しみず・けいいち) 常任指揮者
1959年5月東京生まれ。1982年3月早稲田大学理工学部電気工学科卒業。指揮法を遠藤雅古、V. Feldbrill, 合唱指揮を関屋 晋の各氏に師事。現在およそ十数の合唱団の指揮を任される。各地で合唱とオーケストラのための作品のコーラスマスターを務め、初演した現代作品も多い。国内外の音楽祭、作曲コンクール、合唱コンクールの審査員を歴任。著書に『合唱指導テクニック』(NHK出版)、『合唱指揮者という生き方 ~私が見た「折々の美景」』(アルテスパブリッシング)。月刊『教育音楽』(音楽之友社)「折々の美景~合唱指揮者から見た世界~」を連載中。現在、全日本合唱連盟およびJCDA日本合唱指揮者協会理事、東京芸術大学附属高等学校講師。
関屋 晋 (せきや・しん) 永久指揮者(故人)
東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。在学中より合唱を指導し、「松原混声合唱団」「湘南市民コール」をはじめ10余の団体の常任指揮者を務める傍ら、全国各地での客演・指導も多数行なう。
1978年にはブルガリアで行われた国際合唱コンクールにおいて「湘南市民コール」を率いて最優秀指揮者賞を受賞した。各合唱団の性格を的確にとらえてその個性を活かす音楽作りには定評があり、日本合唱界における第一人者のひとりである。
1980年、傘下の合唱団により編成された「晋友会」を率いて、小澤征爾/新日本フィルハーモニー交響楽団とマーラー交響曲第8番を共演した。以来内外の多くの指揮者、オーケストラと共演を重ね、コーラスマスターとして高い評価を得るに至っているが、とりわけ小澤征爾、若杉 弘の両氏からの信任は厚く、その演奏はCD、ビデオディスクにも収められている。
真下 洋介 (ましも・ようすけ) 団内指揮者・練習責任者
1977年東京生まれ。神奈川県立多摩高等学校合唱部で合唱に出会う。早稲田大学に入学とともにコール・フリューゲル、混声合唱団(早混)に在籍。混声合唱団では学生指揮者を務めた。大学卒業後は関屋 晋、清水敬一、清水 昭、岩本達明の各氏が指導する合唱団で練習責任者や団員として在籍。
2021年全日本合唱コンクール全国大会同声合唱の部で合唱団WAKAGE NO ITARIを指揮し金賞および文部科学大臣賞を受賞。この他各コンクール、アンサンブルコンテスト等において受賞多数。また、各地の合唱祭の講師や講評等の活動も多い。神奈川県合唱連盟理事、川崎市合唱連盟理事、JCDA日本合唱指揮者協会実行委員。松原混声合唱団には2000年に入団、2005年から練習責任者。2019年から団内指揮者。
小田 裕之 (おだ・ひろゆき) ピアニスト
札幌市出身。1998年桐朋学園大学ピアノ科を首席で卒業し(NTT DoCoMo奨学金)皇居内桃華楽堂においての御前演奏会に出演。大学卒業後、プラハ芸術アカデミーにて研鑽を積んだ。近年は共演者としても活躍しており、その演奏に対し「図抜けたピアニスト」(音楽の友)と評された。現在、桐朋学園大学非常勤講師、日本ショパン協会正会員、日本ピアノ教育連盟関東甲信越支部運営委員、全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)正会員、2014年度ピティナ特別指導者賞受賞。